よくご相談を頂くのは、自社でホームページ作成ソフトなどで作成したホームページで成果があがらない。思うような反響がない。などです。見よう見まねで作成したホームページは概ねそのようになります。なぜでしょうか?
それは、戦略が何も無いからです。つまり、誰に見てもらいたいのか、何を見てもらいたいのか、何を伝えたいのか、どのようなキーワードで検索している人をサイトに呼ぶのか、SEO対策はどのくらい必要なのか等、最低限商用ホームページとして必要な要件は、作成前に考える必要が有ります。
ホームページ制作に入る前に
ホームページに訪れる人のうち、殆どが検索サイト(GoogleやYahoo)からの訪問者です。従って世の中のホームページは皆、検索サイトに強いサイトにするために様々な策を講じます。これをSEO対策といいます。SEO対策には様々な手法が数多くありますが、ホームページの作成前にしておく事も有ります。
検索サイトでは、日々検索ワード(キーワード)で多くの人々が検索を行い、検索結果に表示されたサイトを訪問しているわけですが、どの検索ワードでどれくらいの検索数があるのかを事前に把握することが最も重要な事です。
検索ワードはホームページ作成の道しるべ
作成するサイトに関する検索ワードについて、どのような層に人気があるのか、似たような検索ワードの場合、どちらを選択するのか、どの端末に狙いを絞るのかなど、検索ワードについての情報からある程度の方向性を導き出すことが可能です。
下の画像は任意の検索ワードについて、検索しているユーザーが使用している端末の割合を調べた結果です。これはGoogleが提供しているデータです。
フルインターネットブラウザ搭載の携帯端末とはスマートフォンの事で、フルインターネットブラウザ搭載のタブレットは、その通りタブレット端末です。
「ネイル」という検索ワードは、パソコンを持たない若年層の女性が多く検索している事が想定されますので、スマートフォンで快適に見られるホームページを作成する必要が有ります。具体的には、比較的遅い回線でもすぐに読み込めるような工夫が必要になります。
「地図」という検索ワードは、パソコンで多く検索されています。地図という性質上、しっかり高画質で見られる必要が有りますので、パソコンで扱い易いサイトにする必要があり、上の「ネイル」とは違う戦略が必要になります。
「価格」という検索ワードでは、パソコン、スマホがほぼ同じ割合です。両方のユーザーにとって見やすいサイトがベストです。
作成前に方向性を決める理由
せっかくホームページを作っても人が来てくれなくては意味がありません。では、どこから人々はホームページに来るのでしょうか?
その大部分は検索サイトです。GoogleやYahooなどの検索サイト、そこで検索結果に表示されてはじめて多くの人々がサイトを訪れるようになります。
ただし、検索結果にも順位があり上位であれば有るほど、クリックされてサイトまで来てもらえます。少なくとも1〜3ページ目までに表示されることが重要です。なぜなら、検索している人の多くは3ページまでしか見ないという統計データが有るからです。
上位表示されるための対策をSEO対策と言いますが、アトリエクレフのホームページ制作は、SEO対策をしっかりと行いながら制作を行います。
サイト制作時にしか出来ないSEO対策
資金が潤沢にあり、ホームページにたっぷり予算を使えるなら、何度もリニューアルを行い、改善を図ればいいでしょう。また、パソコン用、スマホ・タブレット用のホームページを別々に作成したり出来ますし、広告なども出せます。
しかしアトリエクレフでは、限られた予算内で、しかもパソコンとスマホ・タブレットに対応したホームページを作成するため、レスポンシブデザインでのホームページ制作を行っています。
レスポンシブデザインとは、1つのホームページで表示方法のみを端末画面の幅によって変更することにより、作成費用の圧縮や運営管理の効率化、SEO対策の強化などを一度に実現できる作成方法です。現在は世界のスタンダードでGoogleも推奨している作成方法です。
これは、最初の制作時にしか出来ないSEO対策ですので。後から手を加えるということは、無理なので最初に決める重要要素です。
従って、アトリエクレフでは、作成に入る前に、検索ワードなどを元に方向性を決めて、無計画な作成ではなく戦略をしっかり練った、プロならではの商用ホームページ作成を行っています。
このような、計画性、戦略を明確にした上でホームページを作成することで、後のSEO対策も行いやすくなり反響、成果が得られやすいホームページとなるわけです。
このような事を全てアトリエクレフが責任をもって行う丸ごと「丸ごとお任せプラン」もございます。
色々考えるのが面倒くさいという方は、是非ご利用下さい。