アトリエクレフでは、ホームページの作成依頼を頂く際に、ホームページに載せる写真や画像をどのように用意するかをクライアント様とご相談させて頂きます。
店舗や病院、施設、商品などの写真掲載をご希望される場合、クライアント様に撮影して頂いた写真を頂くことも有りますが、ご希望される場合はアトリエクレフが現地まで撮影に行きます。
ホームページ用写真の補正例
あなたはこの写真をどう感じますか?
今回の例は、先日名古屋のブレーメン・コレクション様の店舗へ撮影に伺った時の店内写真ですが、店内は結構広い上2階建て。商品棚も沢山あり照明も様々な方向で設置してあるため、実際の店舗内は明るい綺麗な印象なのですが、写真で見た場合に所々暗い場所が気になり暗い印象になってしまいます。
店内は照明が沢山あり、明るい場所と暗い場所の差が激しい場所でした。明るすぎると白飛びしてしまうので、撮影時は一番明るい場所を基準に明るさを調整します。そのため少し暗めに撮影していますが、所々暗い場所があり実際に現場で見る印象と比べ、あまり印象良くありません。
写真の明るさを補正
黄色い斜線部分が暗い部分です。この部分だけの明るさを補正して全体も明るく補正します。
撮影したままの写真
明るさと色を補正した写真
いかがでしょうか?印象がよくなったと思います。多少の明るさの差はあえて残しています。あまり手を加えすぎると今度は不自然な印象になりますので、さじ加減も必要な作業です。
実は慣れがないと「暗さ」には気づかない
日々ホームページを見ていると、撮影したままの写真を掲載しているサイトが結構有ります。掲載している側は問題無いと思って掲載しているのですが、ホームページの写真は特に注意が必要で、慣れや経験が無いと「暗い」と感じることさえありません。
ホームページに掲載する写真はホームページや、持ち主である会社のイメージにまで影響を与えてしまいかねない、実に重要で厄介なポイントなのです。残念な事に実は暗い写真なのにそのまま掲載してしまうWEB制作業者も非常に多いです。
特にネットショップで必ず使用する販売商品の写真に関しては、購入しようとする人が検討する最も重要な画像情報です。これが暗かったり、色がおかしいと売れるものも売れなくなるのはご理解頂けると思います。
しかしこれはあくまでも感覚的なものでもあるので、自動化したりマニュアル化することも難しいでしょう。つまり慣れと経験と技術が必要な工程なのです。
アトリエクレフのこだわり
アトリエクレフでは撮影した写真をホームページ用の写真として、必ず明るさ補正や色補正などの加工修正を行います。撮影したそのままの写真を使用する事はありません。
写真に文字入れが必要な場合は、構図的にある程度文字スペースを確保して撮影したり、明るさの調整、野外の場合は影の向きなど細かな部分まで注意して撮影しますが、現場でどうにもならない条件の場合は、加工修正で実用レベルの写真に仕上げます。
ネットショップの制作をご依頼頂くクライアント様には商品撮影のコツ、ポイントなどの指導も行っています。ホームページにおいて、写真は大変重要な要素です。おろそかにしていると、成果に影響しますので注意が必要です。
アトリエクレフの画像処理は他の追随を許さないといえば言い過ぎですが、様々な加工技術を駆使してホームページ制作にあたっています。
こちらのページで画像加工の実績の一部を公開しています。