先日神戸市から「丸ごとお任せプラン」でホームページ制作をご依頼頂きました神社様のホームページが完成しましたので、納品させていただきました。
今回のサイトは、神社様のサイトなので、威厳を持ったイメージにするため、WEBフォントを採用し、且つ内容もわかりやすいように構成し制作させて頂きました。
製作途中にサイト用の写真も何度か撮影に行かせて頂きました。
この神社様は、元々ホームページを持っておられましたが、フレームで作られたサイトでした。フレームは市販されているホームページ制作ソフト等で簡単に作れるため結構利用されていました。フレームについては、後述します。
しかし、現在のインターネットの状況でフレームは限界になり、弊社へサイトリニューアルのご依頼を頂きました。
納品させて頂いたサイトは、常時SSL、レスポンシブデザインのサイトです。またご依頼者様で情報発信、SEO対策等を行って頂けるサイトですので、以前のサイトより利便性も上がったと思います。
弊社としましても、地域の皆さんに親しまれている神社様のホームページ制作をさせて頂く事ができて良かったと思います。
この度はご依頼誠に有難うございました。
フレームとは
フレームとは、一つのウィンドウに複数ページを表示できる機能で、例えば左右に分割して左側にメニューだけのページ、右側にコンテンツのページを表示できる一見便利なものです。
昔は簡単に自作できたりするので、インターネット上でも頻繁に見かけました。しかし、このフレームには落とし穴があります。
SEOに不向き
検索エンジンは、ページ単位でインデックス(登録)し、検索結果にページごとに表示します。しかしこのフレームは、2つのページを一つのウィンドウに表示しているため、例えば上の左右分割のサイトの場合、検索結果に表示されるとしたら、右側、或いは左側だけのページが表示されてしまいます。
そうすると検索サイトからアクセスする人は、右側、或いは左だけのページだけにアクセスする事になります。
特に右側の場合、本来フレーム内で利用されるはずの右ページが、あたかも独立したページのように1ページだけ表示され、メニューが無いためトップページや他のページに行けなくなってしまいます。
また、フレームで作られているサイトは、どのページを表示してもURLが変わらないという問題があり、SEOの観点からは実用的では無いわけです。
そのため、これからの主流であるHTML5ではアクセシビリティに反するとして、廃止になりました。
これらの問題点は、検索エンジンがフレームに対応していない事が原因です。が、この先も検索エンジンが廃止となったフレームに対応することは無いでしょう。
従って、自作等でフレームのサイトを現在もお使いの場合は、早急にリニューアルされる事をおすすめします。